相続放棄した家に住み続けることは出来るの?

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相続放棄した家に住むことはできる?可否や住み続ける方法をご紹介

2019/12/11

コラム

コンテンツ番号:94


さまざまな事情で相続放棄したいけれど、思い出のある家には住み続けたいという方もいるかもしれません。

でも、相続を放棄した場合、絶対に家を出て行かなくてはならないのでしょうか。

今回は、相続放棄の家に住むことができるのか、相続放棄した家に住むための方法についてご紹介します。

相続放棄の家に住むことはできない?

やはり、相続放棄した家に住むことはできないのでしょうか?

結論からいうと、相続放棄した家には残念ながら住むことはできません。

というのも、家の所有者が死亡した親族ではなくなるためです。

 

例えば、両親とも他界して法定相続人の第一順位である子が相続するとなった場合。

子どもがあなた1人ではなければ、ほかの兄弟姉妹が相続することになる可能性もありますね。

 

また、大きな負債があるため親族全員が相続放棄した場合は、最終的に売却ということになるでしょう。

ただし、全員が相続放棄した場合は、その家の管理者を決定するまでに多くの時間を要します。

 

管理者決定までの流れとしては、以下の通りです。

 

相続財産管理人選任の申し立て→裁判所による審理→裁判所からの審判書(決定)


そのため、すぐに住むことができなくなるのかというと、そうではありません。

 

そもそも、相続放棄をするかどうかの決定期間が3か月(延長も可能。延長期間は裁判所の判断による)、決定~売却までが1年程。

すぐに出ていくことが難しい方やなるべく長く住み続けたい方にとっては、だいたい1年が目安になるでしょう。

相続放棄した家に住むための方法をチェック!

では、相続放棄した家に住むための方法はないのでしょうか。

可能性としてあるのは、新しい家の所有者と賃貸借契約を結ぶという方法です。(リースバック方式)

 

新しい所有者が誰になるのかはわかりませんが、相続人のうちの誰かである場合はそれが可能かもしれません。

つまり、大家と入居者の関係になる、ということですね。

 

ただし、相続放棄をする理由としては多額の負債がある場合が多いので、ほかの親族も相続放棄をした場合は難しいことも…。

もしも家に抵当権がついていなければ(ローンの支払いが終わっていれば)、限定承認(資産の範囲内で負債を受け継ぐこと)を選択する方法もあります。

 

どちらにしても相続にはさまざまなパターンがあり、場合によっては住み続けることが難しいかもしれませんが、住み続けることも可能性としては0ではありません。

 

まずは家やほかの資産状況などを確認してみましょう。

まとめ

今回は相続放棄した家について詳しくご紹介しましたが、いかがでしたか?

さまざまな事情で相続放棄を検討しながらも、思い出のある家には住み続けたいと願う方もいるでしょう。

今回の記事も参考に、相続があなたにとって望ましい方向に進むとよいですね。