競売物件に相続絡みの物件が多い理由

サイトマップ
     
キービジュアル

協会からのお知らせ

不動産相続で通常売却ではなく競売案件になってしまう理由とは?

2019/10/23

コラム

コンテンツ番号:61


家を購入する時に、金融機関で住宅ローンを組む方が多いと思います。

その際、金融機関は抵当権をその家に設定し、住宅ローンの担保にします。

 

もし住宅ローンの返済が滞ってしまったら、金融機関は当人を債権者として、裁判所に担保の競売を申し立てて、貸したお金を回収しようとします。

 

これは「担保不動産競売」といわれる競売の流れですが、競売の種類は他にもあります。

 

では、どのような種類があるのでしょうか?

不動産相続で通常売却ではなく競売になるパターン1:相続で揉める

相続で揉めたことが原因で、競売に至ってしまうパターンです。

 

土地などの不動産を相続した複数の相続人たちが、その分割方法に納得せず、遺産分割調停でも解決できない場合は、最終的にはその不動産を競売で現金化し、相続人たちに分配する方法がとられます。

 

不動産の売却は必ずしも競売による必要はないのですが、複数の相続人全員の合意が得られない場合、裁判所の力で解決するしか方法がなくなり、競売になってしまうのです。

このような、裁判上の争いを解決するための競売は「形式的競売」といわれます。


不動産相続で通常売却ではなく競売になるパターン2:相続人の借金が原因

相続手続きの際、財産はもちろん相続人に相続されますが、同時に負の財産も相続されます。

プラスの財産だけ相続し借金は相続しないという、都合のいいことはできないのです。

 

不動産を相続したものの、相続人の借金が原因でその不動産が差し押さえられてしまい、競売で現金化して借金返済にあてられるケースは多々あります。

 

これは、「強制競売」とよばれる競売で、借金の返済や、裁判で確定した支払いを実行するために、裁判所が差し押さえた財産を売却する方法です。

 

相続人の財産がプラスよりマイナスが大きい場合、すべての相続を放棄することができますが、きちんとした手続きが必要になります。

 

相続人の生前にすべての財産の内容を調べるのは、心情的にもなかなか難しいのですが、相続の内容に心配がある方はなるべく調べておいたほうが賢明でしょう。


まとめ

不動産の相続はトラブルになりやすく、相続人同士の揉め事がもとで競売に至ってしまうケースが多いことが、理解できたと思います。

 

また競売は、通常の売却より価格が低くなってしまったり、売れるまでの期間が長くなったりと、デメリットの多い売却方法といえます。

 

土地や建物などの不動産を所有していて、相続人が複数いる人は、遺言状をしっかり作成するなど、早めの相続対策をしておきましょう。

私たち一般社団法人相続総合支援協会では、正しい知識と確かな実績がある専門家が理事として責任を持って活動しています。相続に関する疑問や不安を解消したい方を総合支援いたします。
お気軽に
お電話専用フォームからお問い合わせください。